私の実家では約10年くらい前にお墓を新しくしました。墓石もそうですが、お墓の周りの塀も全て綺麗にしました。その当時まだ若かった私にとっては以前の墓石もまだまだ綺麗だったように思えたのですが、後で聞いたところによるとその時に墓石を新しくする理由があったように両親が言っていました。この時に墓石にかかる価格を聞いて、その価格にとても驚いた記憶があります。私が想像していた以上に墓石は高いものだったからです。墓石にはどの家のお墓なのか分かるように家の名前が彫られている事がほとんどだと思います。新しくなる前の墓石には、私の父が書いた字で名前が彫られていました。父は字が上手なので、私は新しい墓石の字も父が書いた字で掘ってもらうのかと思いましたが、新しい墓石は父の字ではありませんでした。父の字の方が綺麗なのではないかと当時思った記憶があります。現在は新しい墓石に彫られている字も見慣れてきたと思うようになりました。私の実家のお墓は自宅のすぐ近くにありました。幼い頃からお墓がそばにあった事からお墓があるのが当たり前のように思っていましたが、墓石が新しくなった時に価格を聞いた時から、お墓を建てると言う事もとても大変な事なのだと言う事が分かったような気がします。先祖代々守ってきたお墓でもあると思いますし、その中に大切に保管されているお骨の事を考えても、私達の代でもお墓を大事にしていかなくてはならないと思うようになりました。
